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もうすぐ大人になるみなさんへ
月の妖精プロジェクトについて
私達のように、両親からも、まわりの大人たちからも大事にされて育った者には想像のつかないことですが、毎日虐待にあって泣いている、あるいは命をおとしている子供達が大勢います。多分、その親達も子供の頃同じような目にあったのでしょう。愛される事を経験しなかった人間は、愛する事もできません。だからその人たちばかりを責めることも出来ません。
この永遠に続きそうなChain
Reactionを断ち切るには、正常な精神を持った人間達が、根気よく、一本ずつその鎖を断ち切る手伝いをするしかないと私は考えます。その効果はいつ現れるの? そうですねー、私達が生きている間には何の手応えもないかもしれません。でも、何十年、何百年かけて、人間の概念は改善されるという事を歴史は証明しています。
一人の権力者が民を所有物のように扱うのが当たり前だった時代、戦争が悪い事ではなかった時代、人種差別が日常のルールだった時代。このような間違った概念に対して、その当時にも「何か変だ」と気付いた人々がいたのでしょう。その人たちが次々に伝え、長い年月をかけて大きなうねりとなり、人間の概念を変えさせることに成功していったのです。
今、私達も「何か変だ」ということには気付いています。だから気付きの輪を広げていきたいなと思って、まずは、みなさんの協力を求めてみようと思い立ったのです。
子供が泣く理由は虐待だけではありません。大人たちが自分達の勝手な理屈で始めた戦争でも泣いています。大人たちは必ず「これは子供達の未来の為だ」と理由をすりかえますが、戦って殺しあって得た利権など、子供の笑顔に関係ないものばかりです。
大人は、あれもこれも全部手に入れなければ足らないと思っているみたい。それだけ手に入れても、まだ子供に幸せな未来を約束できないと思い込んでいるのは、大人の勝手な妄想にすぎないのに多くの大人は気付いていない。これも間違った概念の一つです。
この欲張り妄想の概念もChain
Reactionで子供へ、そのまた子供へと伝えられています。
半分大人になりかけているみなさんの中には、この概念におかされつつある人も混ざっているかもしれません。
「概念」とは、それが通用している間は「常識」と同じですから、ちょっと意識して「真理」を見つめなおしてみないと、気付かずおかされている場合があります。
「子供には笑顔が似合う」
これが私のキーワードです。
世界の成長を計る指数には、経済なんたらかんたら指数が使われていますが、子供の笑顔の数を計算に入れなかったら、その指数は正確な数字ではないと私は考えます。
「子供には笑顔が似合う。それを与えるのが大人の一番大切な役目です」
このメッセージをみなさんと一緒に伝えていきたい、と思ってお便りしました。
長い長い道のりの「はじめの一歩」ですが、踏み出さなければ何も変えられない。
世界の幸せ指数を高める事は、私達をこんなに幸せに育てて下さった両親達へ恩返しでもあり、次の世代に対する任務でもあります。
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